話題のバターコーヒーに痩せる効果があるってホント!?
思わず「ウソでしょ?!」と言いたくなるようなネーミングの「バターコーヒーダイエット」が話題となっていますが、これはアメリカで注目されているダイエット法で、特にセレブ達がこぞってその効果を称賛しているんですよ。
今回は気になる「バターコーヒーダイエット」について、その方法や効果など詳しくまとめてみました。
バターコーヒーダイエットの発祥は?
そもそもバターコーヒーは、アメリカの健康商品ブランド「Bulletproof」のデイブ・アスプレイ氏が考案した飲み物です。体重が140キロもあったデイブ氏は、主治医から脳卒中や心臓発作の危険性を宣告されたことがキッカケになり、健康的なダイエットについて研究を始め、たどり着いたのがこの方法でした。
ポリフェノールが豊富に含まれているコーヒーには、脂肪燃焼作用や筋肉を生成する働きがありますが、これにコレステロールを減少させる不飽和脂肪酸が豊富に含まれている「グラスフェッドバター」を混ぜれば最強のダイエットドリンクになるという発想から生まれました。
その結果なんとデイブ氏は36キロのダイエットに成功して、見事に健康な体を手に入れたということです。そこで自分が成功したダイエットのポイントである「バターコーヒー」を紹介したところ、瞬く間に話題となり、海外セレブの間でもバターコーヒーダイエットを実践する人が増えたというわけです。
バターコーヒーダイエットとは?
バターコーヒーと言っても、ただ単にコーヒーにバターを入れて飲めばよいというダイエット法ではありません。
コーヒーの方は普段飲んでいるモノを使用しまが、バターの方はあまり聞き慣れない「グラスフェッドバター」というバターを使用します。
グラスフェッドバターって?
普通のバターに比べて塩分が低く、約3%に抑えられていますが、これは牧草のみで育った牛の乳を使っているからなんです。
「グラスフェッドバター」は日本で手に入れることが難しい商品です。買えるとしても1個何千円もする高価な商品なので、代用品として「AOCバター」という商品を使うのがオススメですよ。こちらはトウモロコシを主食として1年の半分以上を放牧生活させた牛の乳を原料としたバターで、輸入食品が置いてあるショップやネットで購入することができます。
バターコーヒーの作り方
ドリップかフレンチプレスでコーヒーを入れます。できればオーガニックの豆を使用するのがオススメですよ。
そこにグラスフェッドバターを大さじ1、2杯とココナッツオイルを大さじ1,2杯加えて、ミキサーで20~30秒混ぜ合わせます。
泡立った状態でカップに注げば出来上がりです。
ミキサーで撹拌(かくはん)して混ぜ合わせることで、脂肪分が「ミセル」という状態に分解されて、脂肪分をエネルギーに変換しやすくなるので、ネット等で「簡単な作り方」としてただドリップしたコーヒーにバターやココナッツオイルを混ぜるだけの方法の紹介されているようですが、必ず撹拌するようにしましょう。
バターコーヒーダイエットに期待できる効果
バターコーヒーダイエットのポイントになるのは「不飽和脂肪酸」です。普通のバターや油に含まれている「飽和脂肪酸」は体内に脂肪分を増やしてしまいますが、オリーブオイルやえごま油、青魚に含まれている「不飽和脂肪酸」は、体内にある脂肪を燃焼させたり、血液をサラサラにして代謝をアップさせたり、便を柔らかくして便秘を解消したりと、ダイエットには欠かせない効果が期待できるんです。
またコーヒーに含まれている「カフェイン」は食欲を抑制してくれますし、香りにはリラックス効果もあるので、ダイエットをサポートしてくれます。
精神的な効果も
朝一番にバターコーヒーを飲むことで、元気に活動することができるようになるのもダイエットに効果的です。
ダイエット経験がある方ならわかると思いますが、食事制限や置き換えダイエットをすると、疲労感や体のだるさを感じるので、寝起きが悪くそのままの状態で仕事に出かけて悪影響を及ぼす場合もあります。中にはそれがストレスになり挫折してしまう人や、リバウンドしてしまう人もいるでしょう。
しかし腹持ちが良く適度にカロリーも摂取できるバターコーヒーの場合、ダイエットをしているにもかかわらず朝からしっかりと動けるので、「今朝は一駅分歩こうかな」という気分にさせてくれますよ。
アンチエイジングにも効果的
ダイエットで食事制限をすることで栄養のバランスが悪くなり、肌荒れに悩まされるというのも定番です。急激に痩せることによってできるシワやたるみなど、せっかく痩せても肌トラブルがあれば喜びも半減してしまいますよね。
しかしバターコーヒーには抗酸化作用があり、身体の錆びつきを取り除いてくれるので、身体の内側から若返ることができます。
バターコーヒーダイエットを成功させるポイント
基本的には朝バターコーヒーを飲むという方法になります。できれば朝食代わりに飲むような置き換えダイエットの方が効果が表れやすいと言えるでしょう。それでランチまで持つのか心配になるかもしれませんが、バターコーヒーは脂肪分が多く意外に腹持ちが良いので安心してくださいね。
バターコーヒーは1杯あたりカロリーが100~150kcalと高めなので、お砂糖やミルクは加えないようにするのが原則です。どうしても甘みがほしいという方は少量のハチミツをプラスしてください。またグラスフェッドバターやココナッツオイルの量は、空腹具合によって調整しても良いですよ。
朝食をバターコーヒーのみにしているからと言って、他の食事で暴飲暴食をしていては意味がありません。どんなダイエットでもそうですが、腹八分目は厳守しましょう。
画期的なバターコーヒーダイエットで健康的に痩せる!
いかがでしたでしょうか?
カフェラテにキャラメルマキアート、さらにはシナモンを入れたりナッツシロップをプラスするなど、カフェでは様々なコーヒーが人気ですよね。そんな感覚で飲めるバターコーヒーなら抵抗なくダイエットに取り入れることができると思いませんか?
腹持ちが良いバターコーヒーを朝飲めば、空腹感を感じることなく活動的に1日を過ごすことができますよ。
夏に向けて痩せたい!とお悩みの方は是非試してみて下さいね。