転職以外にフリーランスという働き方もある
今の若い人たちにはいろんな働き方があって中高年世代の人たちは羨ましいと思っている人も多いと思います。
今40代や50代の人たちが新卒で就職したころは、就職すれば生涯その会社で働くというイメージを持っていた人も多かったことでしょう。
特に今の50代の人たちが就職活動をしていた時代は終身雇用が一般的でしたから、新卒で就職したのに3年とか5年で会社を辞めるということ自体が考えられないという人がほとんどでしょう。
一部の技術職や特殊な仕事に関わっている人は別ですが、一般のサラリーマンであれば転職に踏み切るなんて、なかなか勇気のいることでした。
しかし今は大学時代に一生懸命に就職活動をして、やっと決まった会社でも数年働いたらあっさりと辞めてしまう人もたくさんいます。
もちろん、すべての人がキャリアアップのために転職をするわけではなく、仕事内容が自分がイメージしていたものと違ったり、ブラック企業と言われるような企業だったりとかで、辞めるケースもたくさんあります。
いずれにしても昔なら多少ブラック企業であっても、転職などせずに我慢して働くのが良いとされていました。しかし今はいとも簡単に転職に踏み切ってしまうのが当たり前の時代になっています。
今回はいろんな人たちの転職した実際の体験談なども含めて、いくつか紹介したいと思います。
転職活動を始めるなら転職サイトに登録するところから始めよう
思い切って転職してみたいと考えるきかっけはいろいろあるかもしれません。人間関係に悩んだり、待遇に不満を持っていたり、何らかの問題を解決したいと考えて新しい環境を探してみたくなるはずです。
それでは、新しい環境を探すためにはどのように活動を始めたら良いでしょうか?まずは求人情報を探していく必要がありますが、求人情報を探す一番効率の良い方法は転職サイトに登録するという方法です。
転職サイトに登録する以外にも求人情報を探す方法はいろいろありますが、情報の多さや手厚いサービスを受けられるなど、さまざまなメリットを考えるとやはり転職サイトに登録するのが一番近道でしょう。
また、条件が良くて人気になりやすいために一般には公開されない非公開求人を紹介してもらえることもありますので、転職活動を始めるならまずは転職サイトに登録してみると良いでしょう。
今はとにかくいろんな転職系のサイトが増えてきています。転職サイトがこれだけ増えた理由に手軽さが挙げられます。パソコンやスマホからいつでもアクセスができるうえに、一度登録すれば非公開求人を見られる以外にもたくさんのメリットがあるからです。
またそれぞれの転職サイトによっても特色があって、持っている求人件数なども異なります。特定の業界に強い転職サイトもあれば、大手などのように幅広くいろんな業界への転職をあっせんしているところもたくさんあります。
転職サイトについてはおすすめの転職サイトで自分に合ったサイトを見つけるのがいいと思います。
こうした転職サイトを利用することで自分が希望する業界や条件に合った転職先を見つけやすくなります。
無料で登録ができて手厚いサービスを受けられる理由として、転職サイト側が人材を紹介した企業から手数料をもらえるためです。つまり私たち転職希望者にとってはコストをかけずに、いろんな情報を得たり、専任のコンサルタントのサポートを受けたりできるのが大きな魅力です。
転職を決めたら、自分一人で活動したり、求人サイトを見るだけではなかなか大きく前に進めることは難しいと思います。よほどいいところがない限り、今の職場をやめて転職するまでの労力を考えると、なかなか行動に移せない人も多いでしょう。
そんな時に転職サイトを利用していれば、もっと詳しい情報を得られたり、迷っている時に相談に乗ってもらえたり、背中を押してもらえるので、転職の成功率は確実に上がります。
転職を成功させた人たちの体験談1
私の大学時代の友達は転職サイトの会社で勤務しています。彼女と久しぶりに会うと、仕事は忙しそうでしたが、とても生き生きとしていました。一方の私は仕事で精神的に病んでおり、見た目もグッタリとしていたと思います。
そんな私を見た友達は、私に転職を勧めてきたのです。彼女は転職サイトで働いているので、転職に関してもとても詳しく色々アドバイスをくれました。
早速私は家に帰って、彼女の会社の転職サイトに登録をしました。初めはサイトの使い方もよく分からなかったので、彼女に電話でオススメの使い方も教えてもらいました。彼女が作成した求人も掲載されていて、実際にその求人も応募しました。
そしてなんと、その会社で現在私は働いているのです。あの時、転職サイトに登録していなければ、きっと私は前の会社でストレスを抱えながらも無理をして働いていたかもしれません。
転職を成功させた人たちの体験談2
今の会社に不満があり、転職を考える方は多いと思います。私自身数回転職を経験しています。今は転職はごく普通のことなので、転職したい人はどんどんやればいいと思っています。
私の場合は不満と言っても給与面であったり、環境であったり、待遇であったりと様々ですが、私の場合は特に給与を重視していました。
「この給与は果たして妥当な金額なのだろうか。過少評価されてはいないだろうか。」と思っていました。
実際に転職して分かったことですが、会社を変えてもこの問題は解決できませんでした。なぜなら「この仕事をこなしたら、いくら」と会社側は提示していないからです。
成果をボーナスという形で評価する会社もありましたが、評価基準が明確にされている会社は少ないと思います。結果として私は今、完全出来高制の業務委託をしています。
やった分だけ金額に反映されるので、会社員時代、自分の能力が低くて満足いく給与をもらえていなかったのか、それともやはり過小評価されていたのかハッキリしました。
結果、会社員の時よりも給与は増えました。やった分だけ給与になるので、モチベーションは高く仕事できています。給与面で納得できず会社を転々としている方。一度個人事業主としてチャレンジしてみることも、手段の一つだと思います。
最後に・・・これから転職を目指す人へ
今は転職が当たり前の時代になっていると書きましたが、今から10年20年先まで考えると、働き方自体がもっと変わっていくのではないかと思います。
仕事自体もAIにとって代わっていくものも増えてくるかもしれませんが、人の働き方自体が、リモートワークなどが中心になり、世界中好きな場所で仕事をする人が増えてくるかもしれません。
一人一人が様々なスキルを持って、プロジェクトごとにチームを組んで仕事が終われば解散といったような働き方をしている人も増えてきています。
今は転職ブームではありますが、転職だけでなくフリーランスのようにどこにも属さずに個人事業主として仕事をしている若者たちもたくさんいます。
もし今の職場の仕事が合わないとか、自分に見合った転職先が見つからないという人は、何か自分にできるスキルを身に着けて個人で仕事を受けてフリーランスとして活動するという方法もあります。
昔のようにフリーランスで食べていくには、まず就職して仕事を覚えて人脈も作った上で独立という流れが一般的でしたが、最近は大学卒業して独学で勉強してそのままフリーランスとして働いている人もいるぐらいです。
あくまでも転職が基本でいいと思いますが、フリーランスという選択肢もあるということも覚えておけば、さらに仕事の幅が広がるかもしれません。