自宅の屋根をDIYで修理する方法
屋根は、建物の中でも最も外部からの風雨や紫外線などの影響を受ける部位であり、時間の経過と共に劣化が進行します。定期的な点検やメンテナンスを行わないと、屋根に損傷や劣化が生じ、雨漏りや腐食などの被害が発生する可能性があります。自宅の屋根の状態を確認する方法や屋根修理が必要な場合のチェックポイントについて紹介します。
まず、自宅の屋根の状態を確認するためには、屋根の上に上がり、目視で点検を行う必要があります。以下は、点検の際に確認するべきポイントです。
瓦や板金の状態:瓦や板金の割れや変形、腐食がないかを確認しましょう。
屋根の色褪せや変色:紫外線による影響で色あせが生じていないかを確認しましょう。
屋根の塗装の状態:塗装の剥がれやはがれがないかを確認しましょう。
穴や亀裂:屋根に穴や亀裂が生じていないかを確認しましょう。
屋根のシーリング材:シーリング材の状態を確認し、劣化や剥がれがないかを確認しましょう。
雨どいの状態:雨どいの破損や詰まりがないかを確認しましょう。
屋根の周りの状態:屋根周りについて、落ち葉やゴミ、枝などが詰まっていないかを確認しましょう。
上記の点検を行うことで、自宅の屋根に何らかの損傷や劣化があるかどうかを把握できます。もし、損傷や劣化がある場合には、早急に修理を行うことが重要です。
屋根修理が必要な場合には、プロに依頼することもできますが、初心者でも簡単に修理できる場合もあります。
DIYでできる屋根修理の方法や屋根の破損や雨漏りを自分で修理する手順
DIYで屋根修理を行う際には、修理する箇所の状態や修理方法によって必要な道具や材料が異なります。以下では、屋根の破損や雨漏りを自分で修理する手順と、必要な道具や材料について紹介します。
まず、屋根の破損や雨漏りを修理する際には、修理箇所の点検が必要です。点検を行い、修理する必要のある箇所を特定しましょう。
次に、修理に必要な道具や材料を用意します。必要な道具や材料は、修理箇所によって異なりますが、一般的には、ハンマー、ドライバー、レンチ、シーリング材、防水シートなどいろんな道具や材料が必要です。
もちろん修理方法によって必要な道具や材料が異なりますが、ここでは代表的な修理方法である屋根の瓦の交換を例に紹介します。屋根の瓦の交換は、以下の手順で行うことができます。
まずは破損した瓦を取り外すします。破損した瓦の周囲のサンダーボルトを外し、瓦を取り外します。瓦を外す前に、周囲の瓦を固定するために、上の瓦を軽く押さえておくと安全です。
瓦を交換し、取り外した瓦と同じ大きさの新しい瓦を用意し、交換します。
瓦を固定するために、周囲のサンダーボルトを締め直して、周囲の瓦の調整を行う。
新しい瓦が周囲の瓦と同じ高さになるように、周囲の瓦を調整します。調整した瓦の上に、サンダーボルトを取り付けて固定します。瓦の周囲にシーリング材を塗り、瓦と屋根の間にシーリング材を塗って、水が入らないようにします。
シーリング材を塗った後は、しっかりと固定するために、瓦の周囲に重しを置いておくとよいでしょう。
自分で修理が難しければ業者に依頼を!
自分で修理をする場合、文章で書くと簡単そうに見えますが、実際にやってみるとDIYレベルではかなり難易度の高い修理です。特に屋根の修理は高所での作業となるので、危険を伴います。
少しでも自信がなければ専門業者に依頼したほうが作業も素早く完璧に完了するし、結果として安くなることも少なくありません。
屋根修理を専門にやっている業者は日本全国にあります。例えば神奈川であれば、川崎市で屋根修理の専門業者をネットで調べるとお近くの業者が見つかるでしょう。